実験 005株の格言は本当?

株の格言「月曜は下がる」は本当?日経平均37年分で調べた

月曜日は株が下がりやすいって本当?

検証の記録です。投資助言ではありません。

45.2%1990年代、月曜に上がった日の割合
昔だけ本当

結論

  • 1990年代は格言どおり。月曜に上がった日は45.2%で、曜日の中でいちばん少なかった
  • 2000年以降は月曜52.6%で、ほかの曜日とほぼ同じ。差は偶然の範囲
  • なぜ消えたかは分からない。「知られると先回りされて消える」という説はよく言われる
使ったデータ
日経平均の終値(1990年1月〜2026年10月、9,032日)

検証の中身

項目 内容
データ 日経平均の終値(1990年1月〜2026年10月、9,032日)
測り方 前の取引日の終値からその日の終値までの変化を、曜日ごとに集計
見たもの 上がった日の割合と、1日あたりの平均の動き
比べ方 月曜と火〜金の平均の差と、その95%の範囲

1970〜80年代は、当時あった土曜の取引がデータに入っていないため使っていません。

1990年代:格言どおり

1990年代 曜日ごとの上がった日の割合
50%
45.2% 月
51.1% 火
49.2% 水
52.7% 木
46% 金

目盛り 40%〜56%

月曜に上がった日は45.2%で、曜日の中でいちばん少なかったです。1日あたりの平均も、火〜金より0.19%低く出ました(95%の範囲は−0.36〜−0.02%)。偶然とは言いにくい差です。

2000年以降:差が消えた

2000年以降 曜日ごとの上がった日の割合
50%
52.6% 月
51.5% 火
51.2% 水
52.4% 木
52.1% 金

目盛り 40%〜56%

2000年以降は、月曜に上がった日が52.6%。むしろ一番多いくらいで、どの曜日もほとんど同じでした。

月曜と火〜金の差(1日あたりの平均)
1990年代 −0.19%
2000年以降 −0.04%

目盛り −0.40%〜+0.10%

2000年以降の差は−0.04%(95%の範囲は−0.13〜+0.06%)で、ゼロをまたいでいます。偶然で説明できる大きさです。

なぜ消えたのか

理由は分かりません。よく言われるのは「みんなが知ると、先回りして売り買いされて消える」という説です。

わかったこと

「月曜は下がる」は、昔の話でした。格言は、いつのデータで確かめたかで答えが変わります。

この実験を60秒の動画で見るYouTubeショート「AIためしてみた研究所」

使った道具

  • Pythonデータの集計
  • Yahoo Finance の日足データ日経平均